荒井佑輝

【荒井佑輝】楽曲紹介:ビンテージロード

楽曲紹介「ビンテージロード」

本日はミニアルバム「リシンメトリー」から1曲、「ビンテージロード」を紹介します!

唐突ですが、僕は革製品だったり木材を使った雑貨、洋服で言うとデニムとか、そういった「経年変化」を楽しめるものが大好物です。
使えば使うほど汚れ含めて愛着が湧くし、長く使いたい。

爪で引っ掻いて傷付けちゃったとしてもそれを見るたびに「あぁ、これはあの時あの場所でついた傷だねぇ(照)」みたいなことを考えてニヤニヤしてます。変態かな?

話は変わって、僕、小さい頃から苦い経験を結構引きずる方だったりもします。
すごく期待してしまったがために、結果がそれとかけ離れてしまったら、落ち込むし、怒りのやり場をなくして拗ねるし。

でも、一方で能天気なところもあるから一晩寝てから冷静に考えるんですね。「結果が同じなら落ち込んでてもしょうがないじゃん!」って。

ここで「経年変化」が好きな自分と思考が重なります!

「これって革製品についた傷と一緒で、ダメだった経験を逆に一生の武器にすれば良いんじゃね?」って大人になるにつれて思えるようになりました。

マイナスを活かしてプラスに転じるっていう意味では、昨日紹介した「白夜」と近いのかも知れない。

そして最も大事な、それを楽曲にするって部分、この曲は水谷学司さんに担当していただきました。

詞のベースを書いた時、僕の中ではゆったりめでフォーキーな感じをイメージしてたんだけど、さすが!想像と真逆のイケイケなサウンドに乗せてきました!聴いた時はまじでもう大興奮!

学司さんの凄いところは他にもいっぱいあり過ぎますが、その中の一つが言葉のボキャブラリーの豊富さです。

この曲に関しても俺の中にはなかった単語が飛び交ってて、しかもそれが一つ一つお洒落なんですよね。
歌い回し以前にワード自体に威力があるっていうか。これ、歌う側は最高に気持ち良いんです。

そりゃ、サビの最後に「フォー!」って叫ぶわ。

聴き手も思わず叫んでしまうくらい、スカッとしてもらえたら嬉しいです。

荒井佑輝

 

2020-08-16 | Posted in 荒井佑輝